2024/02/07
防災・危機管理ニュース
【キーウ時事】ウクライナの首都キーウ(キエフ)で7日、ロシア軍のミサイルやドローンによる激しい攻撃があった。ウクライナ当局によると、防空システムで半数以上を撃墜したものの、4人が死亡。南部ミコライウも空爆を受け、1人が犠牲になった。ゼレンスキー大統領は通信アプリ「テレグラム」に、「ロシアの大規模攻撃」により死傷者が多数出たと投稿した。
ロシアはミサイル44発とドローン20機で攻撃を仕掛けた。ウクライナ各地で2時間以上にわたり警報が鳴り響き、首都の一部では停電が発生した。がれきの下敷きになっている人もおり、死者は増える可能性がある。
一方、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は7日、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発を視察した。同原発は作業員が大幅に減っており、管理態勢と安全性を確認することが目的。グロッシ氏は6日にキーウでゼレンスキー大統領と面会し、現地の治安情勢などについて協議した。
〔写真説明〕7日、ミサイル攻撃のあったキーウ(キエフ)で、集合住宅の消火活動に当たる救急隊員(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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