気象庁は29日、2023年に日本の陸上3地点と南方海上、南東上空で観測した大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が観測史上最高を更新したと発表した。海上以外は観測開始以来、一貫して記録更新が続いている。
 陸上の年間平均値は、岩手県大船渡市(観測開始1987年)が前年から3.1ppm増の425.0ppm、東京都・南鳥島(同93年)が2.1ppm増の421.8ppm、沖縄県・与那国島(同97年)が2.6ppm増の424.4ppmだった。 

(ニュース提供元:時事通信社)