ロシア・ウラル山脈の南に位置するオレンブルク州オルスクで8日、記録的な洪水に見舞われた住民が補償を求めて市庁舎前でデモを起こした。独立系メディアによると、参加者は数百人で「プーチン大統領、助けて」と声を上げており、あくまで地元当局への不満をあらわにした。
 デモを受け、地元市長は通信アプリ「テレグラム」で「財産の補償ではなく、復興のための支援金」として被災者全員に1人当たり10万ルーブル(約16万円)を支払うと約束した。 
〔写真説明〕8日、ロシア・オレンブルク州オルスクで、救助される洪水被災者(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)