損害保険大手4社が火災や自然災害による住宅の損害などを補償する火災保険の保険料を見直し、10月から全国平均で10%程度引き上げることが8日、分かった。引き上げは2年ぶり。自然災害の激甚化や住宅修理費の高騰を背景に保険金の支払いが増加しているため値上げする。
 4社は東京海上日動火災保険、損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険。
 東京都内にある築30年の木造一戸建て住宅の場合、保険金額2000万円の契約の保険料は年間約4万9000円から約5万2000円に3000円程度上がる。 
〔写真説明〕東京海上日動火災のロゴ

(ニュース提供元:時事通信社)