※開催終了

 きっと、あなたのオフィスのトイレは“その時”使えません

※申込み多数のため、受付は締め切りました。

【主旨】

災害時のトイレの問題を真剣に考えている人がどれだけいるでしょうか?

停電や断水が起きれば、多くのビルやマンションでは、トイレが使えなくなります。水を汲んできて流せばいいと考えている人もいるかもしれませんが、排水先である配管や浄化槽が壊れていたら、安易に水を流してしまうと大変なことになります。仮にトイレが使えないなら、そのことを他の入居者に伝えなくてはいけません。

簡易トイレがあれば大丈夫でしょうか? 実際に簡易トイレを使ったことはありますか?汚物はどう保管しますか? 誰かが処理してくれますか? 停電で暗い中でも、使えるような工夫がありますか?

防災計画や事業継続計画がしっかりしていても、トイレが使えなければ、どんな立派な内容も役に立ちません。問題の本質は、一人ひとりに、どうにかなるという「正常性バイアス」が働き、さらに、羞恥心やプライバシーの問題から全体の問題としてしっかり提起されてこなかった点にあります。

今回のサミットで、災害時に誰もが最も困るトイレの問題を皆で真剣に考えてみませんか? そのことで、これまで見えてこなかった防災やBCPの様々な問題にきっと気付くはずです。

たくさんの方に、このイベントをご案内していただけると幸いです!

開催概要

■開催日時:2014年12月11日(木)10時30分~16時(受付開始10時~)

■開催場所:四谷区民ホール(〒160-8581 東京都新宿区内藤町87番地)
        [印刷用地図]

■主催:新建新聞社リスク対策.com編集部

■共催:NPO法人日本トイレ研究所

■定員:450人(先着)

■参加費:無料(事前登録制)

■資料:3000円(希望者のみ/防災トイレ計画付)

交流会:5000円(希望者のみ) 東京ベリーニカフェ西新宿店
                      http://r.gnavi.co.jp/a068852/

講師紹介

NPO法人日本トイレ研究所 代表理事 加藤篤(かとう・あつし)氏

1972年生まれ。まちづくりのシンクタンクを経て、現在、NPO法人日本トイレ研究所代表理事。災害時のトイレ調査や防災トイレワークショップの実施、防災トイ レ計画の作成、小学校のトイレ空間改善を展開。「災害時トイレ衛生管理講習会」を開催し、防災トイレアドバイザーの育成に取り組んでいる。『四快のすすめ (共著)』(新曜社)、『元気のしるし朝うんち(共著)』(少年写真新聞社)、『水の知(共著)』(化学同人)等。

防災ガール代表 田中美咲(たなか・みさき)氏

防災士、全米NLPコーチング協会認定マスター。
1988年奈良生まれ、横浜育ち。立命館大学産業社会学部卒業後、株式会社サイバーエージェントに入社。ソーシャルゲームのプランナーとして管轄月間新人賞5回、MVP、ベストプロジェクト賞獲得。その後、東日本大震災をきっかけとして情報による復興支援を行う公益社団法人助けあいジャパンに転職。福島県庁・沿岸部8市町村・キャリア3社・電通と連携した復興支援事業プロジェクトマネージャーとして現地雇用創出・事業推進に従事。
2013年12月株式会社Dialog+設立。CCOに就任。同時に個人事業主としてコミュニケーションプランナー・メンタルデザイナーとして社会性のあるプロジェクトに特化したプランニング・ファウンダーとして活動。
現在は防災をもっとオシャレでわかりやすくすることをコンセプトにした「防災ガール」を設立、代表を務める。同時に防災の根本として教育分野でもインターナショナルスクール設立後、校長を務める。

丸の内総合法律事務所パートナー弁護士 中野明安(なかの・あきやす)氏

1991年4月弁護士登録、現在丸の内総合法律事務所パートナー。
会社法、労働法、企業リスクマネジメント関連および災害関連法分野を中心に企業等の紛争処理、訴訟、講演活動等を行う。
日本弁護士連合会 災害復興支援委員会 委員長、内閣府 一時滞在施設の確保に関するワーキンググループ有識者委員などに就任。
「企業のための防災と復旧のはなし」(商事法務)、「帰宅困難者対策Q&A」(清文社・共著)ほか論文多数。

東京医療保健大学大学院感染制御学准教授 
        菅原えりさ(すがわら・えりさ)氏

東京医療保健大学大学院感染制御学准教授。感染管理認定看護師。
1983年より日本赤十字社医療センターに勤務。2001年に感染管理認定看護師の資格取得後、看護師長として院内の感染制御を専従で担当し、病院感染リスクのモニタリングやその低減活動を任務とした。
災害救護は2004年の新潟中越地震と2011年の東日本大震災時に日赤救護班として出動経験を持つ。特に3.11の震災救援では、石巻赤十字病院を拠点とした「石巻圏合同救護班」の一員として避難所の衛生管理および感染制御に従事した。2013年10月より現職。

よこすか海辺ニュータウン連合自治会会長 
        安部俊一(あべ・しゅんいち)氏

定住人口6000人の連合自治会と、流入人口を含め6万人が滞在する海辺ニュータウン地区で、地域防災・地域防犯・地域福祉の先導役を務めている。一方で、株式会社日本LCM総合研究所代表取締役として防犯・防災の研究・コンサルティングなども担う。2013年に発足した一般社団法人マンションライフ継続支援協会では理事を務め、MLCP(マンションライフコンティニュティプラン:BCPのマンション版)の策定に取り組む管理組合や自主防災会への支援を行う。

プルデンシャル生命保険株式会社 ファシリティチーム
       Business Continuation Officer 岡本誠治(おかもと・せいじ)氏

1990年4月国内大手生命保険会社に入社。
2007年6月にプルデンシャル生命保険会社に入社、2009年1月より
BCPの策定・維持管理の責任者として現在に至る。
米国DRII認定CBCP、BCAO認定事業継続准主任管理者。

株式会社タフ・ジャパン 代表取締役 鎌田修広(かまた・のぶひろ)氏

日本一厳しいと言われた元消防学校のタフで優しいカリスマ体育教官。
平成3年日本体育大学体育学部卒。在学時にトライアスロンクラブを設立、初代主将を務める。卒業後、紳士服の上場企業に入社。平成4年には新人1年目でトップセールスマンとなる。平成5年に横浜市消防局入局、平成14年から消防訓練センター教育課に勤務。平成18年からは総務省消防庁消防大学校における「消防体育訓練」講師を担当。翌年には、政令市初!市の新採用職員を対象とした宿泊による「危機管理研修」講師を担当。平成23年に市消防局を卒業し、株式会社 タフ・ジャパンを設立、現在に至る。

プログラム

10:30~10:40 開会あいさつ
10:40~11:10 考えてない、考えたくない、災害時のトイレ事情 
~防災トイレ計画の提案~

 日本トイレ研究所 加藤 篤氏
→プロフィール
11:10~11:25 出展企業プレゼンA
11:25~11:55 BCPや事業計画を立てる前に考えること
~“防災ガール目線”で災害時のトイレの難点教えます~
防災ガール代表 田中美咲氏
→プロフィール
11:55~12:10 出展企業プレゼンB
12:10~13:00 昼休憩
13:00~13:30 防災トイレの備えがなければ安全配慮義務違反!?
 丸の内総合法律事務所弁護士 中野明安氏
 →プロフィール
13:30~14:00 きれいごとでは済まされない…、トイレから身を守れ!
 東京医療保健大学大学院准教授 菅原えりさ氏
 →プロフィール
14:00~14:30 俺たちのトイレ継続計画 ~1人1日8回に備えろ~
 よこすか海辺ニュータウン連合自治会会長 安倍俊一氏
 →プロフィール
14:30~14:45 休憩
14:45~15:00 出展企業プレゼンC
15:00~15:30 BC Planning から BC Practice へ 
”実際に簡易トイレを使ってみました! ~ゲーム感覚で慣れる!秘訣公開~”
 プルデンシャル生命保険 リスク管理チーム 岡本誠治
 →プロフィール
15:30~16:00 Let’s 災害時のトイレ訓練! ~さぁ、やってみようYes You Can !~
 株式会社タフ・ジャパン 鎌田修広氏
 →プロフィール
17:30~

交流会  東京ベリーニカフェ西新宿店
http://r.gnavi.co.jp/a068852/

※プログラムは講師都合等により変更になる可能性があります。

※著しい悪天候や感染症の流行など、参加者に危険を及ぼす恐れがあると主催者が判断した場合、カンファレンスの開催を中止する場合がございます。その際は、前日の夕方までにメールにてお知らせします。

 ※お客様による 講演中の動画撮影、写真撮影、録音は全てご遠慮いただいております。

【登録情報の取り扱いについて】
ご登録いただいた個人情報は、主催及び共催で適切に管理いたします。また、セミナー内容の改善・向上を図るため、講師に開示させていただく場合があります。

 ※申込み多数のため、受付は締め切りました。

本サミットに関するお問合せ      

新建新聞社 リスク対策.com 編集部 
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町3-27 剛堂会館ビル5F
TEL 03-3556-5525
当日緊急連絡先:080-8887-8795(花岡)
E-mail:risk-t@shinkenpress.co.jp