2019/05/31
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
ソフト面からブロック塀撤去を推進 国土交通省
次に、補助金の金額というハード面ではなく串本町のように、地域のつながりでブロック塀の撤去も推進しているのが国土交通省です。
図の右側にあるように、危険なブロック塀の注意喚起というソフト面の補助金が昨年の補正予算拡充事業として今年から実施されることになりました。
具体的には、モデル事業として、徳島県・高知県・高槻市・静岡市が実施することが決まっています。実際どのような事業になるか、自治体が調整中です。静岡市については、建築関係者らで組織する協議会を設置して、ブロック塀の点検とともに撤去にむけて動ける仕組みをこれから作っていく予定になっています。
国産木材の有効利用とブロック塀撤去に動く東京都
以前ブロック塀の撤去と杉などの木材の有効利用を一挙解決の政策提言をこちらでしましたが、
■花粉症と防災・減災の一挙解決!危険なブロック塀を杉の塀に変えよう!
危険なブロック塀を減らす解決策3つ
https://www.risktaisaku.com/articles/-/5240
東京都が3月に国産材利用推進とブロック塀撤去のリンクを打ち出しました。
設置の考え方や樹種はこちらです。
木材でも、難燃素材や耐久性があるものが出てきたり、木材からできるセルロースナノファイバーはガラス代用品まで作れる昨今ですから、この木材利用は可能性が広がりそうです!
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方