2019/09/27
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
補助金も活用しよう
これらのクルマは普通のハイブリッド車より100万円以上高いものがほとんどです。また、受電設備を設置するのに40万〜300万円かかります。ただし、補助金を上手に使えば、その差は縮まりますから、防災装備として検討する価値はありですよね。
ちなみに各地の補助金額は、こちらのサイトに詳しいです。東京都ですと、家庭におけるエネルギー利用の高度化促進事業(2016~19年度)で、2020年3月までの申請で30万円の補助金がでています。
■省エネドットコム
https://www.shouene.com/v2h/v2h-subsidy/2019-v2h-subsidy-list.html
さらにV2Xという考え方もあって、HOMEへの給電だけでなくV2ビルディングやV2グリッドとして、発電所経由ではなく、たくさんのクルマを送電線につないでしまって、発電所の代替をしていこうという発想もでています。
アウトランダーPHEVにかける三菱自動車の夢4 Q&A|08.24 井田PD|NIGHT SHOWROOM(出典:YouTube)
クルマを持っているなら、または会社の営業車があるのであれば、このような発電できるクルマを防災用に常用することも今後は考慮できるとよいのかもしれません。
でも、「そもそもクルマに電気やガソリンがなかったら?」という事についても書きたいので、それはまた次回のお楽しみに!
(了)
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月14日配信アーカイブ】
【5月14日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:行動指針の意義
2024/05/14
-
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方