医療用機械器具の販売やサービスを提供するフィジオコントロールジャパン株式会社(本社:東京都千代田区)は12日、自動体外式除細動器(AED)「サマリタンPAD 350P」を19日に販売開始すると発表した。

病院外で突然の心停止を起こした傷病者に対し、一般市民が使用できるように工夫された一般市民向け次世代AED。サイズは、縦20cm×幅18cm×高さ5cm、重量は1.1kg(バッテリおよび電極を含む)とコンパクトなので持ち運びに便利で、制約の多い場所にも容易に設置できる。防塵・防水設計で、IP56の保護等級を取得している。堅牢性の高いデザインは、企業のオフィスだけでなく風雨にさらされる可能性の高い作業現場でも使用が可能だ。

装置本体は8年間のメーカー保証。実際の使用時には、ソフトケースに入れたまま使用することもでき、イラストや光を駆使した操作パネルで、初めてAEDを使用する人でもいち早くかつ効率的に突然の心停止に対処することができる。

搭載されている革新的なPad-Pak™カートリッジは、バッテリと電極パッドが一体型となった消耗品。有効期限は約4年で、バッテリと電極パッドを別々に管理する必要がなく、8年間の装置耐用期間中に1回交換するのみで(※未使用の場合)、管理の手間やランニングコストの大幅な削減が期待できる。有効期限がきた際、または使用後に、数秒で誰でも簡単に取り替えることが可能だ。

メーカー希望小売価格は 19万9800円(税抜)。

突然の心停止に際し、傷病者の救命率を上げるためには、迅速な心肺蘇生(CPR)の実施とAEDによる除細動を実施することが不可欠。日本においては、一般市民が使用可能なAEDは急速に普及し、2004年から全国で約60万台近くの設置が報告されている。これまでのイメージを一新するコンパクトでコスト効率の高い次世代AEDとして、設置者や使用者がこれまでよりも更に身近で、迷わず使えるAEDとして、突然死を減らす活動を強力にサポートしていく。

 

(了)