対象施設周辺で地震波を検知

「直下型地震など、震源に近いところでは緊急地震速報は間に合わない。 」シス テム運用上の限界としてあきらめられていた難問に挑む企業が現れた。防災シ ステムなどを開発するジェネシス株式会社(東京都港区)は、気象庁の緊急地 震速報に加え、ユーザー施設の周辺に初期微動(P波)も検知できる独自の地震計を設置することで、直下型地震にも対応できる仕組みを構築した。

同社が開発した「ガイアセンサ」 は、ユーザーの要望に合わせて、対象とする施設や工場の敷地内に3台 の現地地震計を設置する。その現地 地震計から得られるリアルタイムの 地震データと気象庁が運用してい る「緊急地震速報」のデータを用い て、対象施設に主要動(S 波)が到 達する時間や、規模をより正確に計 算し、施設・設備に被害が及ぶリス ク軽減に役立てる。  

従来、 気 象庁の 緊急地震速報では、震源近くの地震計が P 波を観測してから警報が流れるまで、平均5秒程度の時間を要した。 このため、震源までの距離が短い直下型地震の場合は、警報が間に合わないということが課題とされていた。  

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