既設の発電所にも手軽に設置できる「救電BOX」

エクソルは2月21日、太陽光発電所の自立運転機能用外部コンセントキット「救電BOX」を発売すると発表した。新設・既設の野立て太陽光発電所において、自立運転機能を備えたパワーコンディショナと接続するだけで、停電発生時に電気の使用が可能な外部コンセントをローコストで設置できるもの。ポータブルバッテリーや電気自動車も充電できる。

パワーコンディショナに接続するケーブルの長さを調節することで、構内外、屋内外を問わず設置可能。災害などで停電が長期間に及ぶ場合には、地域住民にとってより便利で安全な発電所の構外に設置することで、太陽光発電所を「給電ステーション」として活用できるようになる。コンセント、ブレーカー、ボックスなどが納品時からセットされているため、組み立ての手間も掛からない。

同製品は、ブレーカー1台とコンセント1台(2口)で構成。基本仕様は、定格電圧105ボルト、1相2線式、定格周波数50ヘルツ、定格電流12アンペア、定格短時間耐電流2.5キロアンペア。外形寸法は300×170×515ミリメートル。質量12キログラム。

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リスク対策.com 編集部