2020/03/02
ニュープロダクツ
データスコープは2月26日、ウイルスの感染拡大を予防するため、顔認証による体温検知ができるカメラ・入退館システム「顔認証・体温検知端末」シリーズを発表した。台湾の鴻海集団と共同開発したもので、こうしたシステムは日本初という。
同システムは、新型コロナウイルスやインフルエンザなど、発熱リスクのある感染症患者を検知できるもので、オフィス、商業施設、学校、病院、地域のコミュニティ、公園、駅の改札など、人が集まるエリアの入り口に設置されることで最大の効果を発揮する。
主な機能は、高速かつ正確な測定(温度測定精度=±0.2°C)で体温異常情報の記録も行う「非接触自動温度測定」、体温を検出してディスプレイに直接表示し、異常時には音声アラームで入室不可とする「リアルタイムアラート」、マスクを着用しているかどうかを自動認識し、マスクを着用していない人に音声でアラートを通知する「マスク認識」、同時に複数の人の中でも異常体温者を検知し、迅速に施錠して事前に警告する「高温早期警告」など。価格は17万円〜。
同社は2020年度に同製品を1000台設置し、1億7000万円の売上を目指す。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
-
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方