2020/04/30
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
「新型コロナウイルス流行時のこころのケア」IASCの覚書(日本語版)も読みました。その一部を抜粋してお伝えします。
介入6 感染流行地域へのメッセージ
新型コロナウイルス流行時のストレスに対処するための一般の方々向けのメッセージ
・危機を感じる状況において、悲しんだり、心配したり、困惑したり、恐ろしさや怒りを感じることは、自然なことです
・あなたが信頼している人と会話をしましょう。また、友人や家族と連絡をとりましょう
・自宅に待機しなければならない場合、(自宅での適切な食事、睡眠、運動、大切な人との交流などの)健康な生活習慣を維持しましょう。家族や友人と電子メールや電話、あるいはソーシャルメディアを通じて、連絡をとり続けましょう
・自分の気持ちに対処するために、タバコやアルコール、あるいは違法な薬物を使うことはやめましょう
・どうにもならないと思う場合には、医療・保健従事者、ソーシャルワーカーなどの専門家や、あなたがいる地域で信頼できるその他の人々(例えば、宗教リーダーや長老、世話役など)に相談しましょう
・身体的、精神的、心理社会的なニーズに対して何か困ったときに、どこに支援を求めれば良いのか、その時に備えて計画をたてておきましょう
・自分自身のかかえるリスクに関する事実を知り、予防策を講じてください。その際、信頼できる情報源、たとえばWHOのWebサイトや、地方または国の公衆衛生機関などの情報を使って下さい
・あなたやあなたの家族を動揺させてしまうようなメディア報道を、見たり聞いたりする時間を減らしましょう
・過去の苦しかった時期に感情をコントロールするために用いたやり方を、今回の感染流行時にも用いましょう
以前、災害対応力講習「基礎訓練」を受けさせていただいたのですが(過去記事「判断力が試される本格的訓練を受けました」をご参照ください)、続編となる「メンタルケア」の勉強会の機会を心待ちにしたいと思います。
避難所のあり方も考え直す機会
そんな不安のなかで、地震や大雨もあり、避難所運営はどうしていくのがいいのかと思っていた矢先、なんと「今、大地震や豪雨がきても避難所には集まれません」という連絡がきました。避難が必要になった時、避難所が開いてなかったから、どこに行けばいいのでしょうか? 3密になってしまう体育館などの避難所は、対策を取ることも難しいのでしょうか?
先日あんどうりすさんが「今、災害が起こったときの避難所のリアル」という記事を書いておられ、とっても参考になりました。
あんどうさんは人と防災未来センターの「避難所開設での感染を防ぐための事前準備チェックリスト」というものも紹介されていましたが、避難所開設に関わる人は事前にこういったことを勉強しておかなければなりませんね。
http://www.dri.ne.jp/exreportvolr0201
すでに対策をとっている自治体もあるようですが、避難所そのもののあり方を考えるいい機会かもしれません。新型コロナウイルスに感染された方でも、軽症の方はホテルで療養されていますから、ホテルや旅館などを避難所とすることも可能なのではないかと思います。
もちろん、避難所に避難するのは避難が必要な方だけです。家屋倒壊の危険がなければ自宅避難、大雨の時も浸水の危険がなければ自宅避難です。
そうしたことを考え、我が家の備蓄も見直しをしているところです。家で過ごす時間が増えたので、備蓄している食料の減りがいつもより早いということもあります。この状況下で自然災害が起こった場合を考えておくことが、生命を守ることにつながると思います!
必ず乗り越えられると信じています!みんなで頑張っぺ!!
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