鳥を楽しめるウェブサイト

次にこの時期、楽しんでいただきたいのが鳥たちです。津波の時や火事の際には鳥たちも騒ぐので、いつもそこにある自然の音に敏感になっていただければと思います。

鳥の声については、サントリーの愛鳥週間 日本の鳥百科のウェブサイトがおすすめです。詳しくて美しくて鳥の声まで分かって、使いやすいです。

姿や名前、鳴き声からも鳥を検索できます。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/

鳥の鳴き声で誰でも知っている代表格はウグイスですよね。春を告げる鳥なので、春先だけ鳴いていると思われがちですが、夏まで鳴いている場合もあります♪先日も東京都葛飾区で聞いたという証言をお聞きしました!でも、姿を見たことがありますか?ウグイスがオリーブ色だと思っている人が結構いるそうです。それは、ウグイスではなく、メジロです。

メジロは花の蜜を吸っているので目立つ場所にいるのですが、ウグイスは地味な色で警戒心が強いので、なかなか目にすることができません。

写真を拡大 ウグイス(撮影:藤井京子氏)

もし鳴き声がして、スズメくらいの写真のような地味な色の鳥を見ることができたら、ウグイスです。枝から枝へ飛び回るので、見つけても撮影するのも難しいです。私もなかな見つけられなくて。もしも見つけることができたら、それだけで1年ぐらいラッキーデー間違いなしのレアキャラです!

それからこの時期、大きな声で鳴くため広い範囲で聞くことができるのが、ホトトギス、カッコー、ツツドリなどの托卵(たくらん)する鳥たちです。よその巣に卵を産んでひなを育ててもらうという、子育て放棄という大胆な戦略をとっている鳥たちはみんな「声がでかい」です。なぜなんでしょう?

カッコーは文字の通りに鳴きますが、ホトトギスは「東京特許許可局」「てっぺんかけたか」などとという「聞きなし」があります。

聞きなし、聞き做し(ききなし)は、動物の鳴き声、主に鳥のさえずりを人間の言葉に、 時には意味のある言語の言葉やフレーズに当てはめて憶えやすくしたもの。 意味のある言葉を当てはめる場合もあるが、広義には人間の言葉の発音に置き換えたものを指す。

引用:ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%9E%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%97


信長、秀吉、家康の性格の違いをホトトギスの鳴かせ方で表している句がありますが、ホトトギスが実際にどんな声で鳴いているか知らないという大人も子どもも多い印象です。

私は、「ホトトギス ホトトギスだよ」と言っていると思うのですが、皆さんはどう聞こえますか?

https://www.youtube.com/watch?v=JyEYApCY-dM