2018/03/01
防災・危機管理ニュース
東京都は2月28日、都交通局が都営地下鉄大江戸線六本木駅で防災体験イベントを3日に開催すると発表した。「BOUSAI NAIL(防災ネイル)」や地震体験を無料で提供する。
3日に六本木駅近くの東京ミッドタウン(港区)で開催される都主催の女性向け防災イベント「防災ひな祭り」に合わせて実施される。防災ネイルは消火器や駅の通風口にある浸水防止機といった、防災にかかわる柄のネイルアートを施す。また座って地震の揺れを体験できる超小型地震動シミュレータ―を設置。直下型地震や長時間の揺れとなる海溝型地震、高層階の揺れである長周期地震動といったタイプの違う揺れの比較体験もできる。
参加者には「女性版東京防災」こと都が作成した女性向け防災ブック「東京くらし防災」と、地下鉄利用時に災害に遭遇した際にどうすればいいかが記してある「都営地下鉄防災ハンドブック」を配布する。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/02/28/09.html
■関連記事「女性版東京防災、美容院などで3月配布」
http://www.risktaisaku.com/articles/-/4593
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方