洪水直後から現地で支援

茨城県常総市の鬼怒川決壊や宮城県大崎市の渋井川の決壊の被害によって、水と泥により汚染された産業機械や生産設備を救った企業がある。被災した機械や精密機器の復旧を専門とするベルフォアジャパン株式会社だ。

同社は浸水によって泥にまみれた機械や設備機器、精密機械を洗浄し、復旧させるサービスを提供している。鬼怒川、渋井川が決壊した翌日には提携している東京海上日動火災保険株式会社の栃木、茨城、宮城の拠点に入り、現地調査を開始した。同社の滝川直人社長は「ある機械部品の製造工場では約1m50cmまで水没し、被害は予想を超えていた。お客様はかなり疲弊していました」と振り返る。水害から機械や設備機器を救い出すには刻一刻と進む腐食との競争になる。 

ベルフォアジャパンはドイツに本拠地を置くベルフォアグループと東京海上日動火災保険との共同出資により2004年に設立された。台風や集中豪雨、津波などの水害や火災による腐食や化学物質の付着、スス汚染などをドイツで開発された特殊な洗剤で洗浄し、腐食やダメージを受けた機械や設備を再生させる災害復旧専門の企業だ。被災した企業にとっては、新たに機械や設備を購入し直す必要がなくなり、通常なら数カ月かかる事業再開までの期間を短縮できるとあって、まさに「救いの手」となる。

ログイン

このコンテンツは、現在「リスク対策.com」雑誌定期購読者のみ閲覧できる
コンテンツになっていますが、今後、順次無料公開していきます。
定期購読者の方は、最新号に同封した「ID・パスワード」を入力して下さい。
IDとパスワードの有効期限は、次の最新号が発行される前日までとなります。
雑誌「リスク対策.com」の定期購読のお申し込みは新建オンラインストアから。