横断歩道橋の問題点
自転車等はおりて通りましょう!
藤代 洋行
ピクトグラムアーティスト、甲種防火・防災管理者、防災士。ピクトグラムアートは世界初! 知的財産権(著作権・動き商標・商標)+知的財産権保護(著作権・確定日付)を取得しています。「動き商標」と「商標」をベースにしたデジタルアート作品です。伊勢屋グループの代表(Pictogram Art、手話指文字・点字アート、Origami Art、障害者コンサルタントコズミック、SOHOしあわせのハコ)
2022/08/26
防災とピクトグラム
藤代 洋行
ピクトグラムアーティスト、甲種防火・防災管理者、防災士。ピクトグラムアートは世界初! 知的財産権(著作権・動き商標・商標)+知的財産権保護(著作権・確定日付)を取得しています。「動き商標」と「商標」をベースにしたデジタルアート作品です。伊勢屋グループの代表(Pictogram Art、手話指文字・点字アート、Origami Art、障害者コンサルタントコズミック、SOHOしあわせのハコ)
今回から、横断歩道橋の問題点を前半と後半の2回に分けて記事をお届けします。
「横断歩道橋の問題点 自転車等はおりて通りましょう!」という動画(52秒)を制作しました。
今回は、あえて最も難しい「文字情報なし」で「無音」のピクトグラムアートの動画作品にしました。「注意」のピクトグラム以外は、全てオリジナルのピクトグラムです。昔のゲームは、右足と左足が動く2パターン(2面)でしたが、我々の作品は3パターン(3面)にして足の動きを滑らかに表現しました。特に自転車をこぐ動作、ペダルを回転させる場合は、120度、120度、120度、の合計360度になるので3パターンは最適です。ピクトグラムはレトロで動かない無機質だからこそ、ピクトグラムアートはモダンで表現の幅が広がり、感じる側もより感情が入りやすくなります。皆さんどう思いますか?
この動画は、ピクトグラムアートによる「横断歩道橋を通る自転車等」に対する社会風刺です。実際に近くの横断歩道橋を見に行きました。とても危ないです。いつかは大きな事故が起きてしまうでしょう。問題に正面から向き合うきっかけにしてほしいと思います。
自転車は乗れば車両、おりて押せば歩行者、歩道は歩行者優先です。
皆さん、横断歩道橋、商店街のアーケード内、歩道などを歩いているとき自転車にヒヤッとしたことありませんか? 例えば、前や後ろから歩行者のすぐ横を通り抜ける、前や後ろから歩行者にベルを鳴らしている、スマホを見ながら自転車を運転している…。まだまだありますよね。
健常者でも自転車にヒヤッとしているのに障害者はどうでしょう。例えば、視覚障害者は、走っている自転車を見ることができない、あるいは見えずらく、白杖で確認するわけにもいきませんよね。ですから、自転車の通る音や風、影などで判断したりします。盲導犬を連れている方でも自転車に気付けるわけではありません。聴覚障害者だと、前からの自転車は見て気付くことができるでしょうが、後ろからの自転車には音が聞こえない、聞こえずらいため気付かない。「ベルを鳴らされても聞こえないのでトラブルがある」とお聞きしました。発達障害の感覚過敏であれば、自転車が近くを通って危険だと過剰に反応してしまい苦痛を感じる方がいます。障害者は健常者以上に危険にさらされているのが現実です。
おすすめ記事
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方