南国より暑い?気温40度のイギリスで混乱
第14回: Heatの危険性(後編)
ライアン カミムラ
英国の大学院を卒業後、新建新聞社に入社。リスク対策.comの記者、編集者を経て現在某機械メーカーの海外営業部に勤務。主にコロナ前は海外展示会や海外営業担当、コロナ後はオンラインで英語プレゼンに従事。記者時代の経験を生かし、現在も記事、イラスト、翻訳を兼業。
2022/09/25
危機管理で学ぶ英語
ライアン カミムラ
英国の大学院を卒業後、新建新聞社に入社。リスク対策.comの記者、編集者を経て現在某機械メーカーの海外営業部に勤務。主にコロナ前は海外展示会や海外営業担当、コロナ後はオンラインで英語プレゼンに従事。記者時代の経験を生かし、現在も記事、イラスト、翻訳を兼業。
今年、ヨーロッパ各地においても、真夏に発生する異常な熱波が大きな問題になっています。イギリスでは、今年7月ロンドン郊外で40℃を超え、観測史上最高気温を記録しました。湿度の高い日本のような蒸し暑さではないものの、一年を通して比較的穏やかな気候として知られるイギリスでは、慣れない暑さに従来の生活様式や社会インフラが適応できず、各地で火災、鉄道網の事故、断水など多くの混乱を引き起こしました。
1. Britain has recorded its highest ever temperature as the 40C (104F) mark was provisionally broken for the first time, at Heathrow airport.
19th July, Guardians
ヒースロー空港で初めて40℃を一時的に超え、英国での最高気温を記録した。
2. Fires were raging across London and Essex on Tuesday afternoon as the mercury soared past 40C for the first time.
19th July, Evening Standard
気温が初めて40℃を超えた火曜日の午後、ロンドンとエセックスで火災が広がった。
3. Firefighters worked to control a grass fire that spread to structures in Dagenham, England, amid record-breaking heat on Tuesday, July 19.
20th July, Yahoo! news UK
7月19日火曜日の記録的な猛暑の中、 消防士は(ロンドン東部の)ダゲナム地区の建物に広がった野火を抑えようとした
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