先進7カ国首脳会議(G7サミット)が広島市で開催されるのを前に、警察庁は16日、広島県警に全国から特別派遣部隊を投入し、最大時約2万4000人態勢で警備に当たると発表した。開幕前日の18日には同庁長官をトップとする警備対策室を設置する。
 岸田文雄首相の演説会場で爆発物が投げ込まれた事件を受け、当初予定していた態勢を強化した。不審者や不審物への対応を行う警察官を増員し、首脳らが訪問する平和記念公園周辺などで職務質問や所持品検査を徹底させる。 

(ニュース提供元:時事通信社)