猛烈な台風2号は26日午後、フィリピンから東へ離れた海上を西へ進んだ。気象庁によると、29~31日に沖縄・先島諸島の南海上でほぼ停滞する見込み。勢力は弱まるが、沖縄沿岸では28日ごろから、奄美沿岸では29日ごろから大しけになる見込み。先島諸島は暴風となる恐れがある。
 一方、東・西日本は29日から前線の影響を受け、31日ごろに太平洋側で大雨になる恐れがある。
 2号は26日午後3時、フィリピン東方海上を時速20キロで西へ進んだ。中心気圧は905ヘクトパスカル、最大風速60メートル。半径185キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)