【ソウル時事】北朝鮮が31日、黄海に向けて弾道ミサイルとみられるものを発射したことを受け、韓国の一部地域では警戒警報が発令された。一方、離れた首都ソウルでも警報が鳴り響いたが、後に誤発信と判明した。
 行政安全省は午前6時30分(日本時間同)ごろ、黄海にある白※(※は令に翊のツクリ)島、大青島両地域に対し警戒警報を発令。韓国メディアによると、白※(※は令に翊のツクリ)島では20分以上サイレンが鳴り響き、放送で避難が呼び掛けられた。避難所が開設され、実際に避難した住民もいたという。
 ソウルでも午前6時40分(同)ごろ、「退避準備をし、子供やお年寄りが先に退避できるようにしてください」とする緊急メッセージが携帯電話に届いた。その後、警報の対象地域ではなかったことが判明。「日常に戻る」よう訂正メッセージが発信された。 

(ニュース提供元:時事通信社)