大型の台風2号は2日未明から明け方に沖縄本島付近を通過し、夜には九州の南東海上を東北東へ進んだ。気象庁は沖縄や奄美では引き続き高波に注意するよう呼び掛けた。2号は3日午後には関東から南へ離れた海上に進み、温帯低気圧に変わる見込み。
 総務省消防庁によると、沖縄県では台風の影響で1人が重傷、7人が軽傷を負った。
 沖縄県・南大東島では2日午前10時15分ごろに最大瞬間風速30.3メートルを観測した。
 2号は2日午後9時、鹿児島県・種子島の南東約230キロの海上を時速30キロで東北東へ進んだ。中心気圧は980ヘクトパスカル、最大風速23メートル、最大瞬間風速35メートル。東側560キロ以内と西側440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 

(ニュース提供元:時事通信社)