北海道八雲町で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故で、亡くなったトラックの運転手が事故前、勤務先に体調不良を訴えていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。北海道警は事故との関連を含め、詳しい経緯を調べている。
 捜査関係者によると、トラックの梶谷誠運転手(65)=森町=は事故前、勤務先の養豚会社「日本クリーンファーム」の道南事業所(八雲町)に対し、体調に不安があるとの申告をしていたという。同社側は19日に開いた記者会見で、健康状態について「本人からは特に問題ないと聞いていた」と説明していた。 

(ニュース提供元:時事通信社)