文部科学省は12日、災害時の避難所に指定されている全国の公立学校の防災機能に関する調査結果を発表した。昨年12月1日時点で、避難者向けに冷房機器を備えている学校は64.9%にとどまった。暖房は79.3%。近年、全国的に猛暑が厳しくなっており、文科省は冷房機器も含め、学校施設の防災機能強化を各自治体に求める。
 調査は公立の小中学校、高校、特別支援学校など3万2644校のうち、避難所に指定されている2万9856校を対象に実施した。 

(ニュース提供元:時事通信社)