大型で非常に強い台風5号は24日午後、フィリピンの東海上を北西へ進んだ。26日午後に勢力を維持したまま台湾とフィリピンの間の海峡を通過し、27日午後に台湾西方沖を経て中国大陸に上陸する見込み。沖縄県・先島諸島の沿岸海域では26~27日に大しけになるとみられ、気象庁は高波に警戒するよう呼び掛けている。沖縄本島の沿岸海域も26日からしけになるという。
 5号は24日午後3時、フィリピンの東海上を時速10キロで北西へ進んだ。中心気圧は950ヘクトパスカル、最大風速45メートル、最大瞬間風速60メートル。半径140キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、半径500キロ以内が風速15メートル以上の強風域。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)