日本列島は26日も太平洋高気圧に覆われて晴れた所が多く、気温が大幅に上がった。気象庁によると、埼玉県鳩山町で39.7度となり、16日に群馬県桐生市で観測した今夏の全国最高記録に並んだ。午後6時までに30度以上の真夏日になった所は807地点、このうち35度以上の猛暑日は226地点に上り、いずれも今夏最多。真夏日地点は全国観測点の9割近くを占めた。
 鳩山町に続いて高温だったのは群馬県伊勢崎市39.4度、愛知県豊田市と岐阜県多治見市39.2度、京都市38.9度。東京都心(千代田区)は37.7度で、この観測点の7月統計史上5番目の記録に並んだ。
 27日も厳しい暑さが続く見通しで、熱中症警戒アラートが北海道十勝地方のほか、関東甲信から九州にかけての大半の都府県に発表された。
 26日の東京都心以外の主要都市の最高気温は、仙台35.3度、名古屋38.2度、大阪36.1度、福岡34.2度だった。 

(ニュース提供元:時事通信社)