2023/08/04
防災・危機管理ニュース
大型で強い台風6号は4日午前、沖縄県・宮古島北方の海上でほぼ停滞した。今後東へ進み、5日から6日にかけて沖縄本島や奄美大島に再び接近するとみられ、猛烈な風やしけが予想される。気象庁は暴風や高波、高潮、大雨に厳重に警戒するよう呼び掛けた。
6号は7日に九州の南海上を経て、8日から9日には四国沖へ北上する見込み。西日本の太平洋側に接近または上陸時は大荒れになるとみられ、注意が必要。
宮古島市では4日午前4時55分すぎに最大瞬間風速25.5メートル、那覇市では午前9時50分すぎに同22.6メートルを観測。那覇市の午前11時までの72時間雨量は347.5ミリに上った。
6号は4日午前10時、宮古島の北北西270キロの海上でほぼ停滞した。中心気圧は965ヘクトパスカル、最大風速35メートル、最大瞬間風速50メートル。東側220キロ以内と西側165キロ以内が風速25メートル以上の暴風域、南側800キロ以内と北側440キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
5日に予想される最大瞬間風速は沖縄と奄美45メートル、九州南部30メートル。波の高さは沖縄と奄美11メートル、九州南部7メートル。5日正午までの24時間予想雨量は多い所で、沖縄150ミリ、奄美120ミリ、九州南部80ミリ。その後、6日正午までの同雨量は、奄美200~300ミリ、沖縄と九州南部100~200ミリ。7日正午までの同雨量は、九州南部と四国200~300ミリ、奄美と九州北部、近畿、東海100~200ミリ。
(ニュース提供元:時事通信社)
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