2023/10/17
ニュープロダクツ
ヤンマーエネルギーシステムは、都市ガス混焼仕様のディーゼル非常用発電機(AY20L、AY40L)を販売する。非常用電源の設置が義務付けられる施設や、BCP対策が求められる企業・オフィスビルへのソリューションとして提案するもの。液体燃料タンクの設置スペースに制約があり、十分な備蓄燃料を確保できない施設の場合でも、一般停電時に都市ガス13Aを混焼させることで主燃料であるA重油・軽油の消費量を低減し、発電時間を延ばすことができる。例えば、AY20L-ETの場合、625kVA、50Hz、ラジエータ冷却の場合、燃料タンク12000L、負荷率80%で168時間運転可能になるという。
液体燃料の使用量を低減することで、液体燃料のみで運転する場合に比べて温室効果ガスであるCO2も削減。ガス燃料を使用した分のSOx排出量はゼロとなり、機関全体の環境負荷物質を大幅に低減できる。
発電機容量が500/625kVAのAY20Lと同750/1000/1250kVAのAY40L。AY20Lの外形は5550×2900×3230ミリメートル、質量は約1万200キログラム。AY40Lの外形は7850×2402×4045ミリメートル、質量は約1万7400キログラム。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
-
動きやすい対策本部のディテールを随所に
1971年にから、、50年以上にわたり首都圏の流通を支えてきた東京流通センター。物流の要としての機能だけではなく、オフィスビルやイベントホールも備える。2017年、2023年には免震装置を導入した最新の物流ビルを竣工。同社は防災対策だけではなく、BCMにも力を入れている。
2024/04/12
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方