レジリエンスを強化するための「新たなリスク」(新興リスク:Emerging risk)をマネジメントするためのガイドラインとして、ISO31050が発行された。「新興リスク」とは、組織がこれまで認識したことも、経験したこともないようなリスクなどと定義される。気候変動によるリスクや、AIによるリスク、薬剤耐性菌などが例示されることが多い。

ISO31050では、新興リスクを、以下の5点に定義した。