厚生労働省は10日、全国約5000の定点医療機関から5日までの1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者が1医療機関当たり21.13人だったと発表した。前週から1.45人増え、4週連続で注意報の基準(10人)を上回った。
 都道府県別では、山梨が39.63人で最も多く、埼玉34.84人、愛知34.62人と続いた。休園や学級閉鎖となった幼稚園や小中高校は計5067施設に上った。
 一方、新型コロナウイルスの新規感染者は2.44人となり、9週連続で減少した。北海道6.51人、長野5.84人、山梨4.78人の順に多かった。 

(ニュース提供元:時事通信社)