米英独仏、エストニアなど欧米10カ国は20日、ウクライナの民間分野でのサイバー能力向上を支援する枠組み「タリン・メカニズム」を創設した。ウクライナ侵攻を続けるロシアによるサイバー攻撃に対する防御や、障害発生後のインフラ復旧などの能力を高める狙い。
 北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)もオブザーバーとして参加。参加国のIT企業やNGOの情報を活用する。事務所の設置先として、ウクライナの首都キーウ(キエフ)やポーランドのワルシャワが挙がっている。 

(ニュース提供元:時事通信社)