部下の女性警察官を私的な飲食に誘ったとして、大阪府警が交野署長の山本聡警視(56)を本部長注意としていたことが府警への取材で分かった。21日付。山本警視は26日付で署長から警務部付に異動となり、「一身上の都合」で依願退職した。
 府警によると、山本警視は今年3月に交野署長に着任して以降、複数の女性警察官を口頭やメールで私的な飲食に誘ったという。
 秋ごろに部下側から相談があり、府警が調査した結果、「不適切な行為で職場環境を悪化させた」として、セクハラ行為と認定した。 

(ニュース提供元:時事通信社)