厚生労働省は10日、全国約5000の定点医療機関から2023年12月25~31日の1週間に報告されたインフルエンザの新規感染者数が、1医療機関当たり21.65人だったと発表した。3週連続で減少した。
 都道府県別では、宮崎が44.86人で最も多く、高知(36.25人)、大分(35.66人)、熊本(32.46人)と続いた。休校や学級閉鎖となった幼稚園や小中高などは計86施設となった。
 一方、この期間に報告された新型コロナウイルス感染者は1医療機関当たり5.79人で、最多は北海道の12.28人、最少は沖縄の3.02人だった。新規感染者は6週連続で増加した。 

(ニュース提供元:時事通信社)