【ワシントン、カイロ時事】バイデン米大統領は12日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘休止を巡る交渉について、少なくとも6週間の休止を目指していると明らかにした。ホワイトハウスでヨルダンのアブドラ国王と会談した後、共同記者発表に臨み、語った。
 バイデン氏は、ガザ最南端の都市ラファにイスラエルが本格侵攻する構えを見せていることを踏まえ、避難住民は「保護される必要がある」と強調。「信頼できる計画なしに大規模な作戦は進めるべきではない」と述べ、イスラエルに慎重な対応を求めた。 
〔写真説明〕12日、ホワイトハウスで、パレスチナ自治区ガザ情勢について語るバイデン米大統領。後方に立つのはヨルダンのアブドラ国王(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)