北海道大は1日、工学部のウェブサーバーに不正アクセスがあり、学生ら約2万3000人分の個人情報が流出した可能性があると発表した。
 北大によると、流出した可能性があるのは、2003年以降に工学部などに在籍した学生1万9570人と、04年以降に在籍した教職員2890人の氏名や住所、メールアドレスなど。職員の家族の情報も流出した可能性がある。
 昨年11月28日、工学部のホームページに不具合が見つかり、不正アクセスが判明。直後に外部接続を遮断し、情報の悪用は確認されていないという。
 北大は情報セキュリティーに関する取り組みを強化するとしている。 

(ニュース提供元:時事通信社)