【ニューデリー時事】インドのバイシュナブ鉄道相は、南部アンドラプラデシュ州で昨年10月に発生した列車衝突事故について、運転士らが携帯電話でクリケット観戦に夢中になって信号を見逃したことが原因との見解を明らかにした。地元メディアが4日伝えた。事故では14人が死亡、50人以上が負傷した。
 トラブルで停止していた列車に別の列車が衝突して脱線。当時、突っ込んだ列車の運転士らが何らかの理由で信号を見逃したとされていた。事故当日は、国民的スポーツであるクリケットのワールドカップで、インドとイングランドの試合が行われていた。 
〔写真説明〕インドの列車衝突事故現場で救助活動に当たる当局者=2023年10月、南部アンドラプラデシュ州(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)