【ワシントン時事】11月の大統領選で共和党からの指名を確実にしたトランプ前大統領は11日、中国系短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、「良いことも悪いこともたくさんある。多くの子どもが利用している。なくなれば不満が高まる恐れがある」と述べ、米議会で審議中の禁止法案の課題を指摘した。米CNBCテレビのインタビューで語った。
 米議会では、米国の情報やデータがティックトックを管理する中国IT大手の字節跳動(バイトダンス)を通じて中国政府に流出し、安全保障上の脅威になるとの懸念が浮上。同社に米国事業の売却か、禁止を迫る法案を審議している。 
〔写真説明〕TikTok(ティックトック)のロゴ(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)