東海地方と関東では12日午後、前線を伴う低気圧の影響で風が吹き荒れ、大雨になる所があった。低気圧は急速に発達し、関東沿岸から13日朝には東北地方北部の東方海上へ進む見込み。気象庁は関東と東北では暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。
 強風により、全日空は羽田空港発着の43便が欠航し、約6150人に影響した。
 三重県尾鷲市では12日午後2時20分までの12時間雨量が170.5ミリに上り、静岡県御前崎市の御前崎では同3時55分すぎに最大瞬間風速24.8メートルを観測した。
 13日に予想される最大瞬間風速は東北35メートル、関東30メートル。関東沿岸の波の高さは6メートル。 

(ニュース提供元:時事通信社)