【台北時事】台湾国防部(国防省)は13日夜、人工衛星を搭載した中国のロケットが台湾上空を通過したと発表した。上空通過を常態化させ、親米路線の頼清徳次期総統が5月に就任するのを前に威嚇を強めている。
 国防部によると、ロケットは台湾中部上空を通過後、西太平洋に向かった。「高度は大気圏外で、台湾地域に被害は及ばない」とした上で、軌道など関連情報を把握し適切に対応していると説明した。 

(ニュース提供元:時事通信社)