沖縄県の玉城デニー知事は29日、政府が同県・先島諸島の5市町村で有事を想定したシェルター「特定臨時避難施設」を新設する方針を示したことを受け、「基地の計画、配備、シェルター建設ありきでは、説明は十分ではない」と述べた。県庁で記者団の取材に応じた。
 玉城氏は沖縄で進む自衛隊の強化も踏まえ「対話による平和構築こそが、本来日本が取り得るべき外交の正しい手段だ」と訴えた。 

(ニュース提供元:時事通信社)