【ニューデリー時事】パキスタンの南部カラチで19日午前7時(日本時間同11時)ごろ、日本の製造業の駐在員5人が分乗した車列が武装グループに襲われ、1人が負傷した。在カラチ日本総領事館が明らかにした。武装グループは3人で、2人が警官に撃たれるなどして死亡、1人は逃走した。テロかどうかは不明という。
 総領事館によると、警護担当と車列を組んで出勤中、武装グループから爆弾のようなものを2度投げ付けられた。負傷した1人は飛び散ったガラスで足を切ったが、軽傷という。
 ロイター通信は、邦人5人は警察の保護下にあり、安全な場所に移されたとの報道担当者の話を伝えた。犯行声明などは出ていない。 

(ニュース提供元:時事通信社)