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強靭な社会構築へ「防災コンソーシアム」が発足
東京海上日動火災保険が呼びかける形で昨年11月24日、防災・減災の新しい取り組みを加速・推進し、災害に負けない社会の構築を目指す「防災コンソーシアム(CORE)」が発足した。業界の垣根を越えたコミュニケーションの機会を提供すべく、多種多様な業界の企業で構成するもので、同社を含む13社が創立メンバーに名を連ねる。今年4月の本格稼働に向けて準備を進める同社dX推進部企画グループ担当課長の大島典子氏に、「CORE」発足の経緯や意図、将来的な方向性について聞いた。
2022/01/31
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東日本大震災 当時から現在の対応、そして将来に向けて(その4)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第3回研究会が10月29日に開催され、東北大学災害科学国際研究所所長・教授の今村文彦氏が講演した。最終回の第4回は、防災・減災の新しい動きについて。
2022/01/25
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防災とピクトグラム
名刺サイズで防災グッズを考えよう!
先日、私と同様に知的財産権を取得した名刺サイズの防災グッズを開発されている方に出会いました。避難時の持ち出しは、両手があくようにリュック、プラスαでポケットに入る名刺サイズの防災グッズがあればと思って開発していました。日本の標準的な名刺サイズは縦が55ミリ、横が91ミリ、厚みは0.2ミリです。「どんな服にもポケットが付いている」「いつでも持ち運びできる」から名刺サイズなのです。
2022/01/22
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東日本大震災 当時から現在の対応、そして将来に向けて(その3)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第3回研究会が10月29日に開催され、東北大学災害科学国際研究所所長・教授の今村文彦氏が講演した。第3回は、仙台防災枠組について。
2022/01/17
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時東ぁみの「防災やってみよっ!」
実はとっても大切な、災害時のトイレ対策
我慢しようと思っても、我慢できないのがトイレ。それは災害という非常事態においても変わりません。実際に過去のアンケート調査では、発災から6時間以内に7割以上の人がトイレに行きたくなったと回答しました。つまり災害時、水や食料と同じかそれよりも先に必要となるのがトイレなんです。ところが防災というと、トイレのことはつい後回しになりがち。そこで今回はみなさんと一緒に、災害時のトイレ問題を考えていきます!
2022/01/14
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東日本大震災 当時から現在の対応、そして将来に向けて(その2)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第3回研究会が10月29日に開催され、東北大学災害科学国際研究所所長・教授の今村文彦氏が講演した。第2回は、東日本大震災後の復興プランについて。
2022/01/10
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機能する災害対策本部
2022年2月の危機管理塾は、2月8日(火)16時から行います。発表者は、長野県飯田市危機管理室次長の後藤武志さんです。自治体における災害対策本部の工夫を、写真をふんだんに使いながらご紹介していただきます。
2022/01/05
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気象予報の観点から見た防災のポイント
三八豪雪―1月の気象災害―
1963(昭和38)年1月23日、新潟駅を夕刻に出発した急行「越路」(こしじ)は、順調に走れば、同夜のうちに東京・上野駅に到着するはずであった。しかし、大雪と吹雪のため新潟県内で数回にわたり立ち往生。満身創痍の列車が上野駅に到着したのは、5日後の28日朝であった。急行「越路」だけでなく、新潟県内の信越本線は、1月24日から28日まで全面不通となった。これを含め、1963年1月の一連の豪雪で運休した列車は、当時の国鉄の旅客と貨物合わせて約1万9500本、立ち往生7400両、減収約30億円に達した。これによる社会経済への影響・損失は計り知れない。
2022/01/04
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東日本大震災 当時から現在の対応、そして将来に向けて(その1)
国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長の林春男氏と、関西大学社会安全センターセンター長の河田惠昭氏が代表を務める防災研究会「Joint Seminar減災」(事務局:兵庫県立大学環境人間学部教授 木村玲欧氏)の2021年第3回研究会が10月29日に開催され、東北大学災害科学国際研究所所長・教授の今村文彦氏が講演した。4回に分けて講演内容を紹介する。初回は、東日本大震災で津波を引き起こしたメカニズムについて。
2022/01/04
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2021年BCP事例総まとめ[永久保存版]
リスク対策.comは、PDF「月刊BCPリーダーズ」2021年1月号~12月号に掲載した事例記事を1冊のPDFにまとめました。合計24事例25社(団体)の取り組みを一気に読むことができます。さまざまな業種・規模の企業(団体)の事例は、防災・BCP、リスク管理・危機管理のトレンドをつかむうえでも有効。今年1年の振り返りや記録にもお役立てください。
2021/12/20
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防災とピクトグラム
男女の色分けは世界標準ではありません!
知らないうちにピクトグラムの女性はスカートを履かなくなりました。つまり、ピクトグラムもジェンダーレス化してきました。ちなみに、女性トイレと妊産婦のピクトグラムだけはスカートを履いています。ジェンダーレスとは、男女の区別がない、または男性・女性などの区別をなくそうとする考え方のことです。
2021/12/12
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時東ぁみの「防災やってみよっ!」
災害で起きる停電にどう備える?
停電用の防災グッズも多機能で小型のものが多くなってきました。でも、持っているだけでは災害時に役立たないことも。何に気をつければよいか見ていきましょう!
2021/12/10
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公開インタビュー トヨタ車体のBCP ~社員が本気になる仕組み~
2022年1月の危機管理塾は、1月11日(火)16時から行います。発表者は、トヨタ車体株式会社経営企画部経営企画室主査の舟橋隆氏。今回は公開インタビュー方式ということで、皆様からの質問も交えながら、Q&A方式で自社の取り組みをご紹介していただきます。
2021/12/07
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気象予報の観点から見た防災のポイント
余部橋梁列車転落事故―12月の気象災害―
1986(昭和61)年12月28日、山陰本線の鎧(よろい)~餘部(あまるべ)間で、列車が暴風にあおられて鉄橋から転落する事故が発生した。余部橋梁列車転落事故である。回送列車のため乗客はいなかったが、鉄橋の下にあった工場の従業員や列車の乗務員など6名が死亡、6名が重傷を負った。この事故の引き金となった暴風は、日本海に発生した小さな低気圧によるものであった。
2021/12/01
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時東ぁみの「防災やってみよっ!」
装甲車、非常用トイレ、消防専門誌……「危機管理産業展2021」がすごかった!
毎年開催されている「危機管理産業展」。防災や防犯をはじめ、危機管理産業に携わる企業・自治体が集まる国内最大規模の展示会です。2021年は10月20日〜22日の3日間、約300社450ブースが東京ビッグサイトに出展しました。今回は、普段の「防災やってみよっ!」とは趣向を変え、危機管理産業展で私が注目したブースを紹介します!
2021/11/26
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危険箇所を「LINE」で通報可能な防災ソリューション
インターメディアプランニングは、道路や公園など街中の不具合をLINEだけで通報・受付できる危険箇所通報ソリューション「ハザードライン」を提供する。通報用のプラットフォームにLINEを採用し、さらにNTTドコモの対話型AIサービス「ドコモAIエージェントAPI」と連携することで、これまでの危険箇所通報における「正確な場所の特定・状況確認の難しさ」「通報行為自体への抵抗感」「通報処理業務の属人化」といった課題に対応し、住民と自治体による、より安全な地域づくりを支援するもの。
2021/11/18
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時東ぁみの「防災やってみよっ!」
災害時の食事、何に気をつければいい?
今回は、災害にどう備え、対応すべきかを「食」という観点から考えていきましょう!
2021/11/08
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防災とピクトグラム
さらなる手話と点字の普及を目指して
前回の記事では、触覚記号である「点字」をご紹介しました。今回は前回の続きになります。
2021/11/05
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気象予報の観点から見た防災のポイント
おくて台風―11月の気象災害―
1990(平成2)年11月30日、台風第28号が和歌山県に上陸した。上陸後、間もなく温帯低気圧に変わったが、影響は28都道府県の広範囲に及び、死者・行方不明者4名、家屋の全半壊162棟などの被害をもたらした。この台風は、気象庁の統計がある1951(昭和26)年以降の台風の中では、上陸日時の最晩記録となっている。台風シーズンをはるかに過ぎたこの時期に上陸する台風の特徴を調べてみる。
2021/11/01
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全社に根付かせるBCP活動~セブン-イレブンジャパンの取り組み~
11月の危機管理塾は、11月9日(火)16時から行います。発表者は、株式会社セブン-イレブン・ジャパン リスクマネジメント室 統括マネージャーの中澤 剛氏です。
2021/10/25
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12リットルの飲料水を確保する非常用浄水器
ミヤサカ工業は、マンション・オフィス・一般住宅向けの非常用浄水器「コッくん飲めるゾウ スリム」を販売する。2015年9月の関東・東北豪雨を受け、災害などによる断水時に飲料水や生活水を確保するための非常用浄水器として開発した「飲めるゾウ」を基に、 “あらゆる空間にフィットする”をコンセプトとして新たに開発したもの。
2021/10/16
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時東ぁみの「防災やってみよっ!」
台風襲来! どうすれば身を守れるの?
台風をはじめとする風水害から身を守るには? 安全確保に役立つ基礎知識をお伝えしながら、便利な防災グッズを紹介していきます!
2021/10/08
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東日本大震災から10年 BCP事例総まとめ[永久保存版]
リスク対策.comは、PDF「月刊BCPリーダーズ」2021年1月号~12月号に掲載した事例記事を1冊のPDFにまとめました。合計24事例25社(団体)の取り組みを一気に読むことができます。さまざまな業種・規模の企業(団体)の事例は、防災・BCP、リスク管理・危機管理のトレンドをつかむうえでも有効。今年1年の振り返りや記録にもお役立てください。
2021/10/01
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気象予報の観点から見た防災のポイント
酒田大火―10月の気象災害―
1976(昭和51)年10月29日17時40分頃、山形県酒田市の繁華街で発生した火災は、折からの強風にあおられて燃え広がり、翌朝5時に鎮火するまで、15万2105平方メートルの建物を焼損する大火となった。焼損棟数は1774棟、焼失区域面積は22万5000平方メートル、被害総額は約405億円に達した。この大火では、消防士1名が殉職し、負傷者は1003名、罹災者は約3300名にのぼった。出火原因は不明とされているが、漏電の可能性が高いと言われる。本稿では、この火災を大火に至らせた気象条件について解説する。
2021/10/01
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防災とピクトグラム
触って識別できる触覚記号「点字」
視覚障害者はその障害によって行動や行為が制限され、日常生活や社会生活に不自由が生じます。そのうちの一つは「文字の読み書きが困難になること」です。そのため視覚障害者の情報入手の方法として、電子ルーペや拡大読書器などの支援機器から文字を拡大して情報(視覚情報)を得ています。
2021/09/23