2021/04/15
防災とピクトグラム
「子ども用車いすマーク」を知っていますか?
これを機にぜひ知ってください。子ども用車いすとは、病気や障害が理由で、「これがないと移動できない」子どもたちが使用しています。
知ってください 子ども車いすのこと 国土交通省ポスター
国土交通省ポスター.pdf(city.nagoya.jp)
昔、変わったピクトグラムを見たので親御さんにお聞きしたら、「福祉バギーマーク」子ども用車いすのマークとのことでした。そして、子どもが小さいときは大丈夫でしたが、このくらいまで大きくなると理由も知らずに、電車内で知らない人から「大きいから立たせればいいのに」などと指摘されたようです。それから子ども用車いすのマークを着けたとのことでした。それでも、まだ指摘する人はいる厳しい現実があるようです。
子ども用車いすのマークは、現在、民間団体などによってさまざまなデザインのものが存在し、JIS化(日本工業標準)されていません。ちなみにマタニティマークは、厚生労働省でJIS化(日本工業標準)されていません。
今回、一般社団法人 mina family 代表理事の本田香織様にメールインタビューしてみました。
一般社団法人 mina family
https://www.mina-family.jp/
車いすの中でも特に社会的な認知度の低い「子ども用車いす」(小児の利用する「介助型車いす(手押し型車いす)」、別名「福祉バギー」)。その認知度の低さから、介助者たちは人知れずつらい思いをしています。この問題についてもっと世間に広く知っていただき、利用者や介助者と周りの皆さんがお互いに譲り合えるような温かい社会になることを目指して、このプロジェクトを開始しました。
詳しくは、「子ども車いす啓発活動 ご協力のお願い」をご覧ください。
子ども車いす啓発活動 ご協力のお願い(Googleドライブ)
子ども用車いすを見かけたり、子ども用車いすのマークを着けていたら、そっと見守りましょう。そして介助を求めていたり、困っている様子があれば声をかけてください。
おすすめ記事
-
情報セキュリティーは個人のリスク目線では通用しない
学生時代からパソコンを使いこなしてきた人が新入社員に多くいる昨今ですが、当然、個人と会社ではセキュリティーの重心が違います。また、人事異動で新たに着任した社員も、業務が変われば情報資産との関わり方が変わり、以前と同じ意識でのぞめばよいとは限りません。新年度にあたり、情報セキュリティーのルールは特に徹底したいところです。
2024/05/10
-
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方