【イスタンブール時事】イスラエルのコーヘン外相は28日、X(旧ツイッター)への投稿で、「トルコからの憂慮すべき発言」を理由に、同国に駐在するイスラエル外交団に帰国を命じ、対トルコ関係を見直す方針を明らかにした。
 トルコのエルドアン大統領は最大都市イスタンブールで同日行われたパレスチナへの連帯を示す集会で演説し、イスラエルと交戦中のイスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザで「西側諸国が責任を負う虐殺」が行われていると批判。イスラエルが27日夜からガザでの地上作戦を拡大したことについては「完全に狂気だ。戦争犯罪と宣言しよう」と非難した。 

(ニュース提供元:時事通信社)