2024/03/17
防災・危機管理ニュース
【ロンドン時事】アイスランド南西部レイキャネス半島で16日、火山が噴火した。ロイター通信などが伝えた。同国気象庁によると、噴火は昨年12月以降4度目で、前回2月8日と同じ地域で発生。警察は非常事態を宣言した。
公共放送RUVのインターネット中継映像には、夜空に噴煙が立ち込め、オレンジ色の溶岩が地面から噴き出す様子が映し出された。2月の噴火では溶岩流で道路やパイプラインが破壊され、住民2万人以上が暖房を使えなくなったという。
アイスランドはユーラシアプレートと北米プレートの間に位置し、両プレートが互いに逆方向に動く影響で地震や噴火が多発。AFP通信によると、同国には欧州で最も多い33の活火山がある。
〔写真説明〕アイスランド南西部レイキャネス半島で起きた火山の噴火で、地面の亀裂から噴き出す溶岩=沿岸警備隊が16日提供(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)
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