2015/07/10
C+Bousai vol3
地区防災計画モデル地区フォーラム
笈ケ島(おいがしま)自治会が属する新潟県燕市は、越後平野のほぼ中央に位置し、幸いなことに、震災、水害ともに大きな被害があったことはない。スプーン、フォークといった洋食器が有名な市である。水害が発生しない最も大きな要因として、大河津分水路の存在がある。この大河津分水のおかげで、燕市はもとより越後平野全体が守られているといっても過言ではない。
笈ケ島自治会は、人口683人211世帯で、その大河津分水路と信濃川に挟まれるように立地している。過去に大きな自然災害による被害は発生していないが、2011年の新潟・福島豪雨の際には、信濃川と大河津分水路は堤防ぎりぎりまで水位が上昇した。万一越水していたら、大きな被害が発生したと想像される。しかしながら近年は、一昔前は見られなかった道路冠水などの内水が多発している状況である。
C+Bousai vol3の他の記事
おすすめ記事
-
サイバーインシデント対応の基本知識と準備
本勉強会では、一般的な情報セキュリティインシデントとサイバーインシデントの違いや、その初動対応について事前に準備すべきことと合わせて、自社で手軽に訓練・演習を実施するためのポイントを解説します。2024年5月8日開催。
2024/05/09
-
-
炎上の原因はSNS上の振る舞いのみにあらず
新年度から仲間に加わった新入社員は「デジタルネイティブ」と呼ばれ、友人とSNS で交流するのがあたり前の世代です。が、学生時代と違い、社会人になれば取り巻く環境が変わり、自身の立場も変わる。うかつな投稿が「炎上」につながるケースは少なくありません。新人研修のテーマにSNSリスクを組み込むなどして教育を徹底したいところです。
2024/05/08
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年5月7日配信アーカイブ】
【5月7日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:令和5年度企業の事業継続及び防災に関する実態調査
2024/05/07
-
-
-
家庭の防災は企業BCPとつながっている
昨今は社員の自主防災力向上に努めている企業も多いでしょう。この時期は災害時のルール周知に余念がないと思いますが、ポイントとして提案したいのが、家庭の防災と企業BCP のつながりをしっかり伝えること。「家庭と会社は別」と考えがちですが、家庭の防災力を上げないと企業の事業継続力も上がりません。メッセージを出すよいタイミングです。
2024/05/02
-
-
企業不正の実態と不正防止対策
本勉強会では、企業不正の実態と不正防止対策について解説していただきました。2024年4月23日開催。
2024/05/01
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方