広島土砂災害:被災地へのサプライチェーン考察
軍事における兵站と産業に求められる顧客視点

広島県に限らず、毎年のように全国で豪雨災害により甚大な被害を受けながらも、なぜ被害を防げないのか、減らすことができないのか。危機管理のあり方を再考したいと思います。

■災害時の兵站とサプライチェーン 
「兵站(へいたん/ロジスティックス)」とは、戦闘地帯から後方の、軍の諸活動・機関・諸施設を総称したものと言われています。戦争における兵站には物資の配給や整備、兵員の展開や衛生、施設の構築や維持などが含まれます。もともと兵站の字義は「軍の中継点」であり、ロジスティックスは、ギリシア語で「計算を基礎にした活動」、ラテン語で「古代ローマ軍の行政官」を意味しました。さらに言うと、戦闘を実施する上で部隊の作戦行動を支援する戦闘支援、作戦行動を行う部隊の軍事的な機能を保持させる後方支援があるのですが、これらに比べて兵站はより広い範囲の概念となります。 

ログイン

このコンテンツは、現在「リスク対策.com」雑誌定期購読者のみ閲覧できる
コンテンツになっていますが、今後、順次無料公開していきます。
定期購読者の方は、最新号に同封した「ID・パスワード」を入力して下さい。
IDとパスワードの有効期限は、次の最新号が発行される前日までとなります。
雑誌「リスク対策.com」の定期購読のお申し込みは新建オンラインストアから。