アイスランド気象当局は12日、同国南西部で火山活動に伴う地震が多発しているとして、「数日中に噴火が起きる可能性が極めて高い」と警告した。12日に観測した地震は1000回以上。アイスランド政府は緊急事態を宣言している。
 気象当局は11日、マグマがゆっくりと地表近くまで上がってきており、深さ約800メートルの地点に達したとの予測を公表。首都レイキャビクの南西約40キロに位置する町グリンダビーク近くで噴火が起きる可能性があるとして、住民約4000人が避難を余儀なくされた。 

(ニュース提供元:時事通信社)