3時間以内に安否を確認
各社員が能動的に発信

NEC

東日本大震災では、携帯電話の基地局や通信ケーブルが被災するなど、通信インフラに大きな被害が生じた。地震発生直後は、安否確認の需要が急増し、一時的に電話や携帯電話の通話がつながらない状態が続いた。多くの企業が導入していた携帯メールの一斉配信による安否確認システムも、メールサーバの処理能力を超過し、大幅な遅延が発生した。

NECでは、災害時に通信が混雑することを見据え、独自の安否確認方法を構築してきた。今回の震災では、発生から3時間程度でほとんどの社員の安否が確認できたという。同社の安否確認の仕組みについて、同社事業支援部マネージャーの堀格氏に話を聞いた。

■システムは、より簡単に
仕組みは、いたって単純だ。震災発生時に被災地域にいる社員が、能動的に携帯電話のメールやインターネットを通じて安否を通知する。通常の一斉配信による安否確認システムでは「確認(送信)⇒連絡(返信)」の2つのアクションが必要だが、NECでは、連絡を一方通行にすることで、「連絡」のみの1つのアクションに簡素化していることがポイントだ。(図1参照)

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