災害対応のスペシャリストが振り返る
石油コンビナート火災の消火から、福島第一原発冷却までの戦い

前緊急消防援助隊東京都隊総隊長 佐藤康雄氏に聞く
隊員の安全確保と消防の使命

阪神淡路大震災と比べ大幅に向上した災害対応の1つに消防機関の活動が挙げられる。平成7年度に創設された緊急消防援助隊には平成22年4月時点で全国4264隊が登録されており、東日本大震災では、発災直後から全国の緊急消防援助隊が迅速に被災地に入り、人命救助活動などに当たった。東京消防庁では、都内の災害対応や、千葉・静岡などへの応援部隊の派遣に追われる中、緊急消防援助隊を東北方面に出動させ、さらに福島第一原発の冷却作業にもあたるなど大きな任務を果たした。緊急消防援助隊の東京都隊総隊長を務め、3月31日に東京消防庁を退職した佐藤康雄前警防部長に東日本大震災発生後の東京消防庁の対応と、総隊長としての任務について振り返っていただいた。

東京消防庁の震災対応は2月22日のニュージーランドで発生したクライストチャーチ地震の時から始まっていた。東京消防庁では、国際緊急援助隊を第3次隊まで派遣し、3月12日にはその最後の部隊が日本へ帰ってくることになっていた。 

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