シェルターステップほか 株式会社西宮産業

高知県が認定した防災関連製品の中に、プラスチック加工技術を生かし、防災製品を開発するユニークな会社がある。高知市内に本社を構える西宮産業だ。同社の開発した再生プラスチック製の避難階段「シェルターステップ」はコンクリート工事が難しい急な傾斜地や、大型トラックが入れないような山間部でも施工可能。高知県内ですでに40カ所以上に設置され、東北の被災地でも導入の検討が始まっている。

津波対策には避難経路の確保が重要だが、裏山など急斜面で足場の悪い場所に逃げ込む場合、避難階段が重要な役割を果たす。東日本大震災では、先達が残した裏山に上がる細い避難階段が人命を救った例もある。避難階段はコンクリートで造るのが一般的だが、コンクリート工事には大掛かりな山の造成工事が必要になるほか、山間部など重機が入りにくい場所では作業が困難だ。 

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